医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）

1. 年齢階級別退院患者数
2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位5位まで）
3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
5. 脳梗塞の患者数等
6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位5位まで）
7. その他（DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）

1. 年齢階級別退院患者数

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年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	791	284	381	601	638	688	1441	1637	1013	204

70歳代の患者さんの割合が全体の21.3％、次いで60歳代の患者さんの割合が全体の18.8％、10歳未満の患者さんの割合が全体の14.0％となっています。

2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位5位まで）

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内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢
040040xx9910xx	肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１-あり 手術・処置等２-なし	91	2.45	3.39	4.40%	71.60
040040xx99040x	肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１-なし 手術・処置等２-４あり 定義副傷病-なし	78	10.19	9.42	1.28%	70.05
130030xx99x5xx	非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等２-５あり	77	17.19	20.27	0.00%	72.32
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。） 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術	60	3.33	2.66	0.00%	69.83
090010xx99x4xx	乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等２-４あり	56	4.45	4.15	0.00%	55.21

肺がんの生検、肺がんの化学療法、悪性リンパ腫の化学療法、大腸の良性腫瘍への内視鏡的切除術、乳がんの化学療法の症例が多く見られます。
呼吸器内科、リウマチ膠原病、腎臓内科、腫瘍内科、血液内科等、ほぼすべての内科専門分野の診療を行っています。

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢
050050xx9910xx	狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等１-１あり 手術・処置等２-なし	56	3.86	3.07	1.79%	67.73
050210xx97000x	徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等１-なし、１,３あり 手術・処置等２-なし 定義副傷病-なし	28	12.75	10.56	10.71%	77.96
050130xx9900xx	心不全 手術なし 手術・処置等１-なし 手術・処置等２-なし	28	17.11	17.23	17.86%	79.93
050050xx0200xx	狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等１-なし、１,２あり 手術・処置等２-なし	25	9.20	4.44	4.00%	73.64
050070xx01x0xx	頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等２-なし	19	6.53	4.95	0.00%	59.95

狭心症の心臓カテーテル検査、不整脈へのペースメーカー移植術や交換術、心不全の治療、狭心症への冠動脈ステント留置術、不整脈へのカテーテルアブレーション治療の症例が多く見られます。
心血管疾患に対して、内科的治療、外科的治療について最善の治療方法を提供しています。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢
150040xxxxx0xx	熱性けいれん 手術・処置等２-なし	47	4.00	3.96	0.00%	1.70
100380xxxxxxxx	体液量減少症	40	4.08	10.51	0.00%	7.08
040100xxxxx00x	喘息 手術・処置等２-なし 定義副傷病-なし	35	5.43	6.46	0.00%	3.29
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症 手術なし	26	7.62	13.00	3.85%	3.27
150070x0xx01xx	川崎病（2歳以上） 手術・処置等１-なし 手術・処置等２-１あり	25	7.72	10.19	0.00%	4.00

熱性けいれん、腸炎や嘔吐症に伴う脱水症、喘息、尿路感染症、川崎病への免疫グロブリン療法の症例が多く見られます。
日常的な疾患から、専門的分野に属する疾患に至るまで幅広く対応しています。
病棟には保育士も常駐しています。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢
090010xx010xxx	乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等 手術・処置等１-なし	129	13.19	10.30	0.00%	60.60
040040xx97x00x	肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等２-なし 定義副傷病-なし	117	10.15	10.83	3.42%	71.26
090010xx02xxxx	乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）	59	5.34	6.02	0.00%	60.17
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等２-なし 定義副傷病-なし	49	9.55	9.53	10.20%	75.57
060035xx010x0x	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍 結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等１-なし 定義副傷病-なし	23	19.61	16.19	8.70%	72.13

乳がんの部分切除術、肺がんの胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術、胆管炎や胆管結石の結石除去術や胆道ステント留置術、大腸がんの腹腔鏡下結腸悪性腫瘍手術の症例が多く見られます。
乳腺、呼吸器、消化管等の様々な分野の手術を行っており、侵襲の少ない胸腔鏡や腹腔鏡での手術を積極的に行っています。
腎移植も行っており、多くの腎不全患者さんのニーズに応えられる体制が整っています。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術　肩、股等	100	21.71	25.09	89.00%	80.88
160690xx99xxxx	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。） 手術なし	43	15.14	18.81	83.72%	79.05
160760xx97xx0x	前腕の骨折 手術あり 定義副傷病-なし	37	10.22	5.18	16.22%	48.11
070230xx01xxxx	膝関節症（変形性を含む。） 人工関節再置換術等	20	23.85	23.36	60.00%	76.45
07040xxx01xxxx	股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。） 人工関節再置換術等	19	24.74	21.03	57.89%	71.47

大腿骨頚部・転子部骨折の骨折観血的手術や人工骨頭挿入術、脊椎骨折、前腕骨折の骨折観血的手術、変形性股関節症や変形性膝関節症の人工関節置換術の症例が多く見られます。
骨折・脱臼・靱帯損傷などの外傷や関節リウマチ、骨粗鬆症性疾患等、多岐にわたる疾患・傷病の治療にあたっています。
転院率も高く、他医療機関と連携し、術後のリハビリ体制を整えています。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等２-なし 定義副傷病-なし	13	10.54	8.18	7.69%	59.85
010040x099000x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１-なし 手術・処置等２-なし 定義副傷病-なし	13	23.38	18.86	100.00%	73.46
010040x199x0xx	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10以上） 手術なし 手術・処置等２-なし	–	–	22.35	–	–
010020x101x0xx	くも膜下出血、破裂脳動脈瘤（JCS10以上） 脳動脈瘤流入血管クリッピング（開頭して行うもの）等 手術・処置等２-なし	–	–	38.99	–	–
010070xx01x0xx	脳血管障害 脳血管内手術等 手術・処置等２-なし	–	–	14.10	–	–

頭部外傷によるくも膜下出血、脳出血、脳動脈瘤に伴うくも膜下出血、脳血管疾患の脳血管内手術の症例が多く見られます。
脳腫瘍、もやもや病などの脳血管障害、機能的疾患、脊椎脊髄疾患等の手術を行っています。

心臓血管外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢
050163xx03x0xx	非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等２-なし	25	11.24	11.56	0.00%	77.08
050161xx97x1xx	解離性大動脈瘤 その他の手術あり 手術・処置等２-１あり	13	33.23	29.23	61.54%	63.15
050163xx97x0xx	非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 その他の手術あり 手術・処置等２-なし	12	12.17	7.86	8.33%	78.25
050163xx03x1xx	非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等２-１あり	–	–	15.88	–	–
050163xx02x1xx	非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術（吻合又は移植を含む。）　腹部大動脈（分枝血管の再建を伴うもの）等 手術・処置等２-１あり	–	–	19.98	–	–

胸部・腹部大動脈瘤のステントグラフト内挿術、急性大動脈解離や腹部大動脈瘤の大動脈瘤切除術や血管塞栓術の症例が多く見られます。
狭心症や心筋梗塞へのステント留置術や冠動脈バイパス術、心臓弁膜症への弁置換術等の手術も行っています。

小児外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢
060160x101xxxx	鼠径ヘルニア（15歳未満） ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	61	3.00	2.79	0.00%	4.02
060160x101xxxx	停留精巣 手術あり	17	3.06	3.02	0.00%	2.00
11022xxx01xxxx	男性生殖器疾患 精索捻転手術等	16	3.00	3.84	0.00%	3.44
060150xx03xxxx	虫垂炎 虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等	–	–	5.44	–	–
060150xx02xxxx	虫垂炎 虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴うもの等	–	–	9.76	–	–

鼡径ヘルニアの腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術、停留精巣の停留精巣固定術、陰のう水腫、急性虫垂炎の腹腔鏡下虫垂切除術の症例が多く見られます。
ヒルシュスプルング病や消化管の狭窄といった先天性疾患の手術も行っています。

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢
12002xxx99x40x	子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等２-４あり 定義副傷病-なし	102	5.09	4.44	0.00%	63.66
12002xxx02x0xx	子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部（腟部）切除術等 手術・処置等２-なし	102	3.75	3.11	0.00%	40.91
140010x199x0xx	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上） 手術なし 手術・処置等２-なし	85	3.33	6.13	8.24%	0.00
12002xxx01x0xx	子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術・処置等２-なし	51	12.76	11.96	0.00%	55.84
120010xx99x50x	卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等２-５あり 定義副傷病-なし	37	6.35	4.34	0.00%	63.43

子宮体がんの化学療法、子宮頚部異形成のレーザー照射治療や子宮頚部（膣部）切除術、早産児又は新生児の低血糖や黄疸の治療、子宮体がんの子宮悪性腫瘍手術、卵巣がんの化学療法の症例が多く見られます。
地域周産期センターの役割も担っており、新生児科と連携し、正常分娩からハイリスク分娩まで幅広く対応しています。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患 手術あり	62	2.98	2.76	1.61%	71.73
020110xx97xxx1	白内障、水晶体の疾患 手術あり	46	5.28	4.95	0.00%	75.57
020370xx99xxxx	視神経の疾患 手術なし	–	–	11.00	–	–
020350xx97x0xx	脈絡膜の疾患 手術あり 手術・処置等２-なし	–	–	7.02	–	–
160250xxxx0xxx	眼損傷 手術・処置等１-なし	–	–	4.88	–	–

白内障の水晶体再建術、視神経炎、外傷性眼損傷の症例が多く見られます。
他の診療科と連携しながら、全身疾患と関連した眼疾患や、全身状態に注意が必要な方の診療にもあたっています。

耳鼻咽喉科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢
030230xxxxxxxx	扁桃、アデノイドの慢性疾患	51	8.10	7.94	0.00%	27.41
030150xx97xxxx	耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり	29	7.72	7.20	0.00%	54.31
03001xxx0100xx	頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等１-なし 手術・処置等２-なし	26	14.15	13.68	3.85%	65.00
030390xx99xxxx	顔面神経障害 手術なし	24	8.25	9.17	0.00%	46.54
03001xxx0110xx	頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等１-あり 手術・処置等２-なし	11	29.73	27.90	0.00%	67.27

慢性扁桃炎の口蓋扁桃手術（摘出）、唾液腺腫瘍の摘出術、咽頭がんや喉頭がん等の頭頸部悪性腫瘍の摘出術、顔面神経麻痺の薬物治療の症例が多く見られます。
耳・鼻・咽喉（のど）及び頚部の疾患、一般耳鼻咽喉科医院では治療ができないような悪性疾患の診療を行っています。

神経内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢
010230xx99x00x	てんかん 手術なし 手術・処置等２-なし 定義副傷病-なし	20	5.70	7.48	10.0%	53.60
010060×2990401	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１-なし 手術・処置等２-４あり 定義副傷病-なし	20	17.65	15.64	40.00%	66.65
010060×2990201	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１-なし 手術・処置等２-２あり 定義副傷病-なし	19	16.00	15.54	47.37%	75.42
010080xx99x0x1	脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 手術・処置等２-なし	17	22.06	17.00	17.65%	56.41
010110xxxxx4xx	免疫介在性・炎症性ニューロパチー 手術・処置等２-４あり	16	20.94	16.95	6.25%	57.56

てんかんの治療、脳梗塞のエダラボンによる治療やリハビリ、慢性炎症性脱髄性多発神経炎やギラン･バレー症候群の治療の症例が多く見られます。
神経変性疾患、けいれん性疾患、脳梗塞、脳炎・髄膜炎、重症筋無力症、筋炎等の治療を主に行っています。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢
080010xxxx0xxx	膿皮症 手術・処置等１-なし	–	–	12.87	–	–
080006xx01x0xx	皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外） 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等２-なし	–	–	7.71	–	–
080007xx010xxx	皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等 手術・処置等１-なし	–	–	4.06	–	–
100100xx97x1xx	糖尿病足病変 手術あり 手術・処置等２-あり	–	–	44.59	–	–
080140xxxxx1xx	炎症性角化症 手術・処置等２-１あり	–	–	13.49	–	–

蜂巣炎の治療、皮膚の良性腫瘍や悪性腫瘍の摘出術、皮膚潰瘍の植皮術の症例が多く見られます。
湿疹皮膚炎群をはじめ各種皮膚疾患に関した診療を行っています。
熱傷、重症薬疹、蕁麻疹などの緊急性のある皮膚疾患にも柔軟に対応しています。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢
110080xx991xxx	前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１-あり	36	2.56	2.54	0.00%	69.86
110070xx03x20x	膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術 手術・処置等２-２あり 定義副傷病-なし	33	7.70	7.05	0.00%	77.42
11012xxx020x0x	上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 手術・処置等１-なし 定義副傷病-なし	25	6.36	5.67	0.00%	68.24
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症 手術なし	15	14.40	13.00	20.00%	77.73
110420xx02xx0x	水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等 定義副傷病-なし	12	2.42	4.13	0.00%	62.50

前立腺がんの生検、膀胱がんの膀胱悪性腫瘍手術や化学療法、尿管結石や腎結石の結石除去術、尿路感染症や腎盂腎炎の症例が多く見られます。
尿路悪性腫瘍、尿路結石、前立腺肥大症、尿路感染症、尿路外傷などの診療を行っています。

救命救急科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等２-なし 定義副傷病-なし	31	3.90	8.18	12.90%	57.26
161070xxxxx00x	薬物中毒（その他の中毒） 手術・処置等２-なし 定義副傷病-なし	25	2.48	3.81	8.00%	43.04
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等２-なし 定義副傷病-なし	21	4.48	9.68	19.05%	71.19
160400xx99x0xx	胸郭・横隔膜損傷 手術なし 手術・処置等２-なし	11	8.73	8.98	18.18%	76.00
161020xxxxx00x	体温異常 手術・処置等２-なし 定義副傷病-なし	10	5.70	6.10	40.00%	75.60

脳しんとうや外傷性くも膜下出血等の頭部外傷、急性薬物中毒、胸部打撲や肋骨骨折等の胸部外傷、熱中症の症例が多く見られます。
救急対応、教育・研修、災害医療の３つを柱に活動しています。
ドクターカーの運用による病院前診療にも積極的に関わっています。

総合診療科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 自院）	平均 在院日数 全国）	転院率	平均年齢
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症 手術なし	–	–	13.00	–	–
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２-なし	–	–	20.51	–	–
180030xxxxxx0x	その他の感染症（真菌を除く。） 定義副傷病-なし	–	–	10.76	–	–
161070xxxxx00x	薬物中毒（その他の中毒） 手術・処置等２-なし 定義副傷病-なし	–	–	3.81	–	–
010290xxxxxxxx	自律神経系の障害	–	–	5.47	–	–

尿路感染症、誤嚥性肺炎、細菌感染症等の症例が多く見られます。
診断を中心に臓器別専門医と連携をとりながら入院治療を行っています。
また、同時に医学生・研修医教育も当科の大事な仕事の一つと考えています。

新生児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢
140010x199x0xx	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上） 手術なし 手術・処置等２-なし	–	–	6.13	–	–
140010x299x2xx	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重1500g以上2500g未満） 手術なし 手術・処置等２-２あり	–	–	28.12	–	–
140010x299x0xx	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重1500g以上2500g未満） 手術なし 手術・処置等２-なし	–	–	11.19	–	–
140010x299x1xx	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重1500g以上2500g未満） 手術なし 手術・処置等２-１あり	–	–	21.72	–	–
140010x199x1xx	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上） 手術なし 手術・処置等２-１あり	–	–	10.91	–	–

新生児の嘔吐症や呼吸器疾患、低出生体重児の管理、先天性心疾患の症例が多く見られます。
地域周産地域医療センターとして、24時間体制で未熟児・新生児医療を行っています。

3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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	初発					再発	病期分類 基準（※）	版数
	Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	–	–	–	35	22	–	1	8
大腸癌	–	–	–	18	43	13	1	8
乳癌	93	73	40	22	77	27	1	8
肺癌	28	24	67	81	123	75	1	8
肝癌	–	–	–	–	–	17	1	8

※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約

５大癌分類において、肺がん、乳がんの症例が多くを占めています。
定期的にカンファレンスを開催し、多職種とのチーム医療を実践し、患者さん一人ひとりに向き合いながら診療に取組んでいます。
また、がん治療の拠点病院であり、県内の様々な医療機関と連携して診療を行っています。

4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等

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	患者数	平均 在院日数	平均年齢
軽症	–	–	–
中等症	12	10.33	65.42
重症	–	–	–
超重症	–	–	–
不明	–	–	–

中等症の患者さんが全体の42％を占めています。
肺炎リスクの高い、高齢の患者さんが多く受診されています。

5. 脳梗塞の患者数等

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発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	102	22.75	74.31	54.13%
その他	–	–	–	–

急性期の脳卒中の症例にも対応できる体制を整えています。
他医療機関と連携し、リハビリがスムーズに進むように取り組んでいます。。

6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）

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内科

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	56	1.14	2.59	0.00%	68.45
K6113	抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合)	55	1.89	8.56	0.00%	65.53
K6121ｲ	末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 単純なもの	28	7.29	18.96	14.29%	65.18
K654	内視鏡的消化管止血術	20	0.15	8.20	10.00%	71.45
K6535	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 その他のポリープ・粘膜切除術	13	0.92	3.85	7.69%	69.31

大腸がんや大腸ポリープの内視鏡的切除術、化学療法のためのポート設置、透析のためのシャント設置術、消化管出血の内視鏡的止血術を多く行っています。
内視鏡的に切除不可能な消化管悪性腫瘍に関しては当院外科、放射線科、化学療法科医師や大学病院等と連携しながら治療を行ないます。

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢
K5491	経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの	21	0.00	27.86	9.52%	68.05
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの	16	3.00	4.50	6.25%	72.44
K5952	経皮的カテーテル心筋焼灼術 その他のもの	14	4.79	2.50	0.00%	58.71
K596	体外ペースメーキング術	10	0.50	13.40	10.00%	75.90
K5492	経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの	–	–	–	–	–

狭心症や急性心筋梗塞の冠動脈ステント留置術、不整脈のペースメーカー移植術・交換術やカテーテルアブレーション治療を多く行っています。
心臓血管外科と連携し、あらゆる心血管疾患に対して、内科的治療、外科的治療について最善の治療方法を提供するよう努めています。

小児科

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢
K7151	腸重積症整復術 非観血的なもの	–	–	–	–	–
K6153	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等） その他のもの	–	–	–	–	–
K654	上部内視鏡的消化管止血術	–	–	–	–	–
K570-2	経皮的肺動脈弁拡張術	–	–	–	–	–
K386	気管切開術	–	–	–	–	–

腸重積の非観血的整復術、先天性心疾患の血管塞栓術を多く行っています。

外科

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢
K4763	乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）	78	1.71	8.69	0.00%	63.68
K514-23	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は１肺葉を超えるもの	60	1.35	7.90	5.00%	71.92
K4762	乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）	57	1.33	3.04	0.00%	60.42
K682-3	内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術（ＥＮＢＤ）	39	0.64	18.67	15.38%	75.62
K514-2	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 部分切除	32	1.91	6.56	0.00%	72.06

乳がんの乳腺悪性腫瘍手術、肺がんの胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術、胆管炎等の経鼻胆管ドレナージ術を多く行っています。
その他にも、食道がんや胃がん、大腸がんの手術も行っています。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿	76	2.75	18.84	81.58%	78.43
K0821	人工関節置換術　肩、股、膝	44	2.91	21.23	61.36%	73.86
K0811	人工骨頭挿入術（股）	35	4.77	17.23	91.43%	80.23
K0462	骨折観血的手術　前腕、下腿、手舟状骨	30	4.17	18.03	36.67%	55.10
K0483	骨内異物（挿入物を含む。）除去術 前腕、下腿	20	1.00	3.90	0.00%	44.80

上肢や下肢の骨折の骨折観血的手術、変形性股関節症や膝関節症の人工関節置換術を多く行っています。
また、脊椎疾患の手術も多く行っています。
転院率も高く、術後のリハビリのための転院が多くみられます。

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢
K1771	脳動脈瘤頸部クリッピング １箇所	–	–	–	–	–
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	–	–	–	–	–
K1643	頭蓋内血腫除去術（開頭して行うもの） 脳内のもの	–	–	–	–	–
K6092	動脈血栓内膜摘出術 内頸動脈	–	–	–	–	–
K1742	水頭症手術 シャント手術	–	–	–	–	–

脳動脈瘤の頸部クリッピング術、硬膜下血腫の硬膜下血腫穿孔洗浄術、脳出血の血腫除去術（開頭）、内頚動脈の閉塞性動脈硬化症の血栓摘出術、水頭症のシャント手術を多く行っています。
また、脳腫瘍の摘出術や脳血管内手術も行っています

心臓血管外科

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢
K5612ﾛ	ステントグラフト内挿術 腹部大動脈	29	1.62	9.62	0.00%	77.28
K6153	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（その他）	13	1.38	3.23	7.69%	79.77
K5612ｲ	ステントグラフト内挿術 胸部大動脈	11	4.00	11.27	27.27%	71.36
K6147	血管移植術、バイパス移植術 その他の動脈	–	–	–	–	–
K5607	大動脈瘤切除術（吻合又は移植を含む。） 腹部大動脈（その他のもの）	–	–	–	–	–

胸部・腹部大動脈瘤のステントグラフト内挿術、腸骨動脈瘤の血管塞栓術、狭心症の冠動脈バイパス移植術、下肢閉塞性動脈硬化症の血管バイパス術、腹部大動脈瘤の大動脈瘤切除術を多く行っています。
また、心臓弁膜症や下肢静脈瘤等の手術も行っています。

小児外科

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	80	0.99	1.03	0.00%	3.71
K836	停留精巣固定術	10	1.00	1.00	0.00%	2.60
K718-21	腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの	–	–	–	–	–
K718-22	腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴うもの	–	–	–	–	–
K6333	ヘルニア手術 臍ヘルニア	–	–	–	–	–

鼡径ヘルニアの腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術、停留精巣の停留精巣固定術、急性虫垂炎の腹腔鏡下虫垂切除術、臍ヘルニアのヘルニア手術を多く行っています。

産婦人科

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢
K8961	会陰（腟壁）裂創縫合術（分娩時） 筋層に及ぶもの	126	1.72	3.53	22.22%	30.55
K8982	帝王切開術 選択帝王切開	83	1.30	6.08	4.82%	32.07
K867	子宮頸部（腟部）切除術	66	1.02	2.80	0.00%	45.65
K8981	帝王切開術 緊急帝王切開	65	2.65	5.74	24.62%	32.60
K879	子宮悪性腫瘍手術	55	1.96	14.44	0.00%	57.13

分娩に伴う会陰裂創縫合術、帝王切開術、子宮頸部異形成の子宮頸部（膣部）切除術やレーザー照射治療、子宮体がんや子宮頸がんの子宮悪性腫瘍手術を多く行っています。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢
K2821ﾛ	水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの	102	1.00	1.90	0.00%	73.06
K2822	水晶体再建術 眼内レンズを挿入しない場合	–	–	–	–	–
K278	硝子体注入・吸引術	–	–	–	–	–
K241	眼球摘出術	–	–	–	–	–
K2682	緑内障手術 流出路再建術	–	–	–	–	–

白内障の水晶体再建術や網膜疾患の硝子体注入術を多く行っています。

耳鼻咽喉科

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢
K3772	口蓋扁桃手術 摘出	53	1.64	5.53	0.00%	29.04
K3932	喉頭腫瘍摘出術 直達鏡によるもの	17	1.65	1.53	0.00%	64.47
K4571	耳下腺腫瘍摘出術 耳下腺浅葉摘出術	14	1.57	5.00	0.00%	48.93
K4691	頸部郭清術 片側	13	1.62	8.62	0.00%	63.54
K159	顔面神経減圧手術（乳様突起経由）	10	4.90	3.90	0.00%	50.40

慢性扁桃炎や扁桃肥大の口蓋扁桃手術（摘出）、喉頭腫瘍の喉頭腫瘍摘出術、耳下腺腫瘍の摘出術、頚部リンパ節転移の郭清術、顔面神経麻痺の手術を多く行っています。
また、慢性副鼻腔炎の手術も多く行っています。

皮膚科

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢
K0072	皮膚悪性腫瘍切除術（単純切除）	–	–	–	–	–
K0021	デブリードマン（１００ｃ㎡未満）	–	–	–	–	–
K0053	皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径４ｃｍ以上）	–	–	–	–	–
K013-21	全層植皮術（２５㎝２未満）	–	–	–	–	–
K0052	皮膚腫瘍摘出術（露出部）（長径２㎝以上４㎝未満）	–	–	–	–	–

皮膚悪性腫瘍の切除術、皮膚潰瘍の植皮術を多く行っています。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの	45	1.78	4.69	0.00%	78.78
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	30	0.27	6.57	10.00%	66.37
K7811	経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの	25	1.96	3.44	0.00%	69.08
K773-2	腹腔鏡下腎（尿管）悪性腫瘍手術	16	1.56	10.63	6.25%	66.75
K775	経皮的腎（腎盂）瘻造設術	–	–	–	–	–

膀胱がんの膀胱悪性腫瘍手術、腎盂腎炎や水腎症の経尿道的尿管ステント留置術、尿管結石の経尿道的尿路結石除去術（レーザーによるもの）、腎がんの腹腔鏡下腎（尿管）悪性腫瘍手術を多く行っています。

7. その他（DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）

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DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	–	–
		異なる	–	–
180010	敗血症	同一	25	0.33%
		異なる	15	0.20%
180035	その他の真菌感染症	同一	–	–
		異なる	–	–
180040	手術・処置等の合併症	同一	32	0.42%
		異なる	–	–

敗血症は感染によって全身の炎症が起こる重篤な状態です。
当院は三次救急医療を担っており、敗血症の状態で緊急入院される症例も多く見られます。
手術・処置等の合併症とは、術後の出血や感染等の合併症、透析シャントの閉塞、人工関節の脱臼等を言います。
各診療科、各部門と連携し、合併症の発生の予防に努めています。

更新履歴

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