1. 研修目標
耳鼻咽喉科領域の疾患におけるプライマリ・ケアの修得を目標とする。
2. 研修計画
- 耳鼻咽喉科領域患者の問診、一般診察
額帯鏡を用いた鼻鏡、舌圧子、耳鏡、間接喉頭鏡、後鼻鏡による診察、頚部の触診、耳内の顕微鏡下診察の修得 - 問診からの症状に応じた耳鼻咽喉科検査のオーダーと実施及びその解析
X線検査、純音聴力検査、平衡機能検査、内視鏡検査、各種画像検査(CT、MRI、RI) - 耳鼻咽喉科領域の基本的な処置
耳処理、鼻処理、鼻出血止血処置、術後創傷処置、外来小手術、組織試験切除の修得 - 基本的な疾患の外来治療、適切な投薬の修得
外耳炎、中耳炎、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、咽頭炎、扁桃炎など - 耳鼻咽喉科領域手術の助手を適切に務めることができる。
気管切開術、顎下腺手術、耳下腺手術、甲状腺手術、頚部郭清術など
