宮崎県立宮崎病院 - Miyazaki Prefectural Miyazaki Hospital

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リウマチ膠原病診療の紹介

 医師2名で担当しています。少ない人数ですが、日本リウマチ学会リウマチ専門医、指導医、評議員、教育施設などの認定を受けています。方針決定に際しては常に根拠を追求し、患者背景に応じた過不足のない対応を心がけています。

対象疾患

 対象疾患は、関節リウマチ、リウマチ性多発筋痛症、全身性エリテマトーデス、全身性硬化症、多発性筋炎・皮膚筋炎、シェーグレン症候群、混合性結合組織病、高安動脈炎、巨細胞性動脈炎、結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、強直性脊椎炎、成人発症スチル病、ベーチェット病、などです。リウマチ性疾患、膠原病、結合組織病、全身性自己免疫疾患などの用語で総称される疾患です。
 関節リウマチの治療では、世界的標準治療において第一選択薬であるメトトレキサートから、生物学的製剤、JAK阻害薬まで使用しています。点滴静注するタイプの生物学的製剤は、初回のみ一泊二日から二泊三日の入院で投与し、2回目以降は外来化学療法室を使用して日帰りで投与しています。新しい関節リウマチ治療薬の治験に参加しています。
 重症膠原病の診療は当科に期待されている最も重要な仕事と考えています。生物学的製剤、血漿交換療法などを含めた集学的治療を行っています。

2021年度 診療実績

主な内訳

病名 総外来患者数 849名 総新患数 287名
患者数 新患
全身性エリテマトーデス 131名 15名
関節リウマチ 123名 9名
シェーグレン症候群 49名 10名
皮膚筋炎 44名 4名
混合性結合組織病 31名 3名
ベーチェット病 31名 3名
サルコイドーシス 25名 5名
IgG4関連IgG4関連疾患 25名 1名
リウマチ性多発筋痛症 24名 3名
成人スチル病 23名 6名
ウェゲナー肉芽種 22名 1名
結節性多発動脈炎 20名 1名
強皮症 20名 3名
全身性強皮症 17名 4名
アレルギー性肉芽腫性血管炎 14名 4名
顕微鏡的多発血管炎 14名 8名
皮膚筋炎性呼吸器疾患 13名 3名
巨細胞動脈炎 12名 6名
大動脈炎症候群 10名 0名
IgA血管炎 8名 1名
ANCA関連血管炎 7名 2名
診療受付時間
  • 新患8:20~11:00
  • 再診8:20~11:00

※予約制初診の方は紹介状・予約票をご持参ください。

病棟面会時間
  • 面会時間14:00~17:00

5月15日(月)より面会を再開しております。
面会には、条件がございますので詳しくは、「面会の再開について」をご確認ください。

ご意見・お問い合わせ

疾患に関するお問い合わせにつきましては、お答え致しかねますのでご了承ください。

FAX. 0985-28-1881