血液内科は、白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの造血器悪性腫瘍、再生不良性貧血など各種貧血や、また血小板減少性紫斑病などの血小板・凝固異常などを対象として、スタッフ4名+研修医1~2名で、診療を行っています。
外来診療は、毎週月、火、水、木曜日に新患外来を行っています。
病棟では8階にある「がん治療センター」の一部で、血液悪性腫瘍に対して抗がん剤による化学療法および自家または同種造血幹細胞移植などを行っています。
急性白血病は年間30例ほど、悪性リンパ腫は120例ほど治療を行っています。また九州に特徴的な成人T細胞性白血病・リンパ腫に対する治療も行っております。同種骨髄移植は年間15例ほど行い、骨髄バンク、臍帯血バンクからの移植が行える施設となっています。
化学療法も、最近は増床された外来化学療法室を使ってQOLを維持しながらの外来治療も増えてきています。
今後とも県民の皆様へのご期待に添えますよう、スタッフ一同研鑽を重ねて診療を行って参ります。

血液科
山下 清