医師1名・理学療法士4名・作業療法士1名・言語聴覚士1名のスタッフです。従来から急性期の病院として脳血管リハビリ・運動器リハビリ・呼吸器リハビリを行っていますが、今年度から作業療法士が増員となり上肢や高次脳機能障害の患者様に対してリハビリの充実を図っています。
また、新たに心大血管リハビリとがんリハビリの施設基準の認可を得て医学的リハビリテーションを行うことが出来るようになりました。病気やけがからの機能回復を目指し、病棟ベッドサイドよりリハビリを開始して早期離床を促進しています。
患者様や介護者と心を通い合わせて進める「支える医療」を心がけています。

菊池 直士
理学療法
理学療法士が担当します。病気やけがなどへの治療が進むように、また障害の発生が予想される患者様に対して病棟から早期介入し基本的動作能力(起きる・座る・立ち上がる・歩く)の獲得および回復や維持、障害の悪化の予防を目的として、運動療法・物理療法・水治療を取り入れ、自立した日常生活が送れるように支援していきます。
作業療法
作業療法士が担当します。主に上肢(肩・肘・手)の機能回復や高次脳機能障害の改善、日常生活の獲得を目的としたリハビリ治療を行っています。専用の治療器具だけではなく、計算ドリルやトランプ・塗り絵など患者様になじみのある道具や品物を利用しながら機能回復を目指します。
言語聴覚療法
言語聴覚士が担当します。失語症・構音障害・高次機能障害を来した患者様の評価を行い、急性期から適切な訓練を行っています。重度の嚥下機能障害や口腔内に問題がある患者様に対しては、嚥下造影検査や咽頭ファイバー検査で誤嚥が生じていないか確認し、どのようにしたら上手に食べられるか誤嚥の生じない姿勢を検討したり、栄養管理科と連携を取り誤嚥を生じない安全な食事形態を工夫・検討しています。
診療実績
- 平成23年度 理学療法実施延患者数 30,456人
- 平成23年度 言語療法実施延患者数 1,148人

疾患別基準
- 脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅱ)
- 運動器リハビリテーション(Ⅰ)
- 呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)
- 心大血管疾患リハビリテーション(Ⅱ)
- がんリハビリテーション