宮崎県立宮崎病院 - Miyazaki Prefectural Miyazaki Hospital

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第5号 県病院から こんにちは

1999.10.01

いのちへの優しさとおもいやり
臓器移植は、あなたの優しさとおもいやりによる臓器の提供があってこそ、成り立つものです。

長続きさせるための正しいダイエット

内科 医長 石川恵美

 肥満を解消するためのダイエット本が巷に溢れています。新聞の広告欄にダイエト本の宣伝がない日はありません。りんごダイエット、ココアダイエット、などなど。
 今まで何度もダイエットに挑戦し、失敗した方が多いと思います。
 ダイエットの原則は、もちろん、食事の摂取量を減らすことですが、ダイエットを始める前にまず、自分の食事行動が如何に間違っていたか、考えてみましょう。アイスクリームやケーキは別腹。夜9時過ぎに食べる。食べてすぐ横になる。残り物はもったいないと食べてします。ひとに勧められると断れなく、その場で食べるなど。まず、間食をやめましょう。やめられない人は今日は一つだけと決めて、量を減らしていきましょう。食習慣で大事なことは、私達人間は昼間活動しているのですから、朝食はきちんと食べることです。夕食は軽く済ませましょう。一日一食とゆう人がいますが、これは、おすもうさんの食事で摂取された食べ物は身体の中で脂肪やグリコーゲンとして蓄えられます。かための食いはしないことです。早食いは、いけません。ゆっくり食べる。特によく噛んで食べると少量の食事でも満腹感が得られます。  さて、食事の量は、一日1400キロカロリーから初めて、徐々に1200、1000、800キロカロリーと減らしましょう。内容はノンカロリーの海草、キノコ、そして食物繊維豊富な野菜を使った和食が一番です。食事の内容で忘れてならないのは、生体の機能を維持するためのタンパク質(肉、魚、豆製品、卵白)を減らさなこと。ご飯またはパンを少量必ず食べることです。食事の量が減ると摂取する水分も減りますから、必ず、水かお茶で一日に1000から1500mlを飲んで下さい。水では太りません。美しくやせるためには、適度の運動も必要です。
 最初からリバウンドを起こすことがわかるような、無理なダイエットはしないことです。病的肥満、超肥満の方は内科にご相談下さい。

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5月15日(月)より面会を再開しております。
面会には、条件がございますので詳しくは、「面会の再開について」をご確認ください。

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