第2号 県病院から こんにちは

1997.10.01

 今年も『ふれあい看護体験』を、患者さんはじめ多くの人の協力で7月29日に行うことが出来ました。39名の高校生は、緊張のなかにも大きな感動と「看護の心」を知る機会になったようです。
 私たちもそんな高校生と接して、気持ちが新たになるようでした。

医学の豆知識【肝臓病の現状】

臨床検査科部長 三原謙郎

 肝臓病の多くは肝炎ウイルスが原因である。肝炎ウイルスの最初の発見はB型が最初(1964年)で、その後、A型、C型、D型、E型が発見され、2年前にはG型肝炎ウイルスも見つかった。そのなかでA型、E型は急性肝炎だけで慢性化せず、D型は稀で、慢性肝臓病の原因となるのはB型とC型である。
 日本の慢性肝臓病の双璧は

  1. B型、C型ウイルス性肝臓病
  2. 脂肪肝である。

 このうち過食やアルコール等が原因の脂肪肝は国民生活豊かになるにつれて多くなってきたが、比較的治りやすい。一方、B型、C型慢性肝炎は肝硬変、肝癌へと進展することが少なくないためにやっかいである。この進行を抑えるための治療にインターフェロンや強力ネオミノファーゲンC注射薬がある。最近は上手に治療を受ければたとえ肝硬変でも長生きできるようになった。但し、肝硬変には肝癌ができやすいのが問題である。肝癌の早期発見には肝臓超音波検査が最重要で、慢性肝臓病の方は定期的に検査を受けることが肝要である。

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