令和6年度宮崎県立宮崎病院病院指標

2025.09.25

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）

病院指標

年齢階級別退院患者数
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
成人市中肺炎の重症度別患者数等
脳梗塞の患者数等
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）

医療の質指標

リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
血液培養２セット実施率
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
転倒・転落発生率
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
d2（真皮までの損傷）以上の褥瘡発生率
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
身体的拘束の実施率

病院指標

1.年齢階級別退院患者数

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年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	1504	373	415	607	678	1078	1791	2615	1417	330

2.診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）

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内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx9910xx	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等1あり手術・処置等2なし	118	2.14	3.03	0.85	70.81
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術	113	2.42	2.57	0.00	67.21
040040xx99040x	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等1なし手術・処置等2 – ４あり定義副傷病なし	88	9.09	8.16	2.27	68.14
060140xx97x0xx	胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄（穿孔を伴わないもの）その他の手術あり手術・処置等2なし	52	8.04	10.93	15.38	72.44
130030xx99x4xx	非ホジキンリンパ腫手術なし手術・処置等2 – ４あり	45	8.09	8.65	0.00	77.73

呼吸器内科、リウマチ膠原病内科、感染症内科、腎臓内科、糖尿病・内分泌内科、血液内科、消化器内科、腫瘍内科等の専門分野の診療を行っています。
令和6年度において、肺癌に対する生検,大腸の良性腫瘍に対する内視鏡的切除術をはじめ、胃・十二指腸潰瘍に対する手術、肺癌や悪性リンパ腫に対する化学療法の症例が多く見られました。

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050050xx9910xx	狭心症、慢性虚血性心疾患手術なし手術・処置等1 – １あり手術・処置等2なし	62	3.81	3.07	3.23	69.85
050130xx9900x0	心不全手術なし手術・処置等1なし手術・処置等2なし重症度等他の病院・診療所の病棟からの転院以外	38	22.16	17.33	34.21	75.34
050210xx97000x	徐脈性不整脈手術あり手術・処置等1なし、１/３あり手術・処置等2なし定義副傷病なし	24	10.21	9.59	0.00	77.00
050050xx0200xx	狭心症、慢性虚血性心疾患経皮的冠動脈形成術等手術・処置等1なし、１/２あり手術・処置等2なし	18	5.17	4.18	0.00	69.78
050030xx03000x	急性心筋梗塞（続発性合併症を含む。）、再発性心筋梗塞経皮的冠動脈形成術等手術・処置等1なし、１あり手術・処置等2なし定義副傷病なし	16	14.19	11.37	12.50	73.19

心血管疾患に対して、内科的治療、外科的治療について最善の治療方法を提供しています。
令和6年度において、狭心症の心臓カテーテル検査をはじめ、心不全の治療、不整脈へのペースメーカー移植術・交換術、急性心筋梗塞や狭心症に対する冠動脈ステント留置術の症例が多く見られました。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040090xxxxxxxx	急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）	95	5.51	6.22	2.11	1.31
0400801199x0xx	肺炎等（1歳以上15歳未満）手術なし手術・処置等2なし	93	4.69	5.61	0.00	4.77
180030xxxxxx0x	その他の感染症（真菌を除く。）定義副傷病なし	73	4.77	8.02	0.00	2.05
010230xx99x00x	てんかん手術なし手術・処置等2なし定義副傷病なし	62	3.39	6.89	0.00	3.76
150070x0xx01xx	川崎病（2歳以上）手術・処置等1なし手術・処置等2 – １あり	49	7.14	9.72	0.00	3.92

日常的な疾患から、専門的分野に属する疾患に至るまで幅広く対応しています。病棟には保育士も常駐しています。
令和6年度において、呼吸器感染症、腸炎や嘔吐症に伴う脱水症、腎臓又は尿路感染症、川崎病に対する治療が多く見られました。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx02x0xx	肺の悪性腫瘍肺悪性腫瘍手術　肺葉切除又は１肺葉を超えるもの等手術・処置等2なし	169	10.93	9.82	3.55	71.54
090010xx010xxx	乳房の悪性腫瘍乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等手術・処置等1なし	168	10.82	9.77	1.19	63.16
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎限局性腹腔膿瘍手術等手術・処置等2なし定義副傷病なし	74	7.91	8.88	10.81	77.84
090010xx02xxxx	乳房の悪性腫瘍乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）	72	4.17	5.50	0.00	59.92
090010xx99x4xx	乳房の悪性腫瘍手術なし手術・処置等2 – ４あり	63	2.92	3.64	0.00	53.22

呼吸器、乳腺、消化器等の様々な分野の手術を行っており、侵襲の少ない胸腔鏡や腹腔鏡での手術を積極的に行っています。腎移植も行っており、多くの腎不全患者さんのニーズに応えられる体制が整っています。
令和6年度において、肺癌のロボット手術、胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術、乳房の悪性腫瘍手術、胆管炎や胆管結石の結石除去術や胆道ステント留置術等の症例が多く見られました。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx02xxxx	股関節・大腿近位の骨折人工骨頭挿入術　肩、股等	105	21.24	25.29	84.76	79.24
07040xxx01xxxx	股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。）人工関節再置換術等	72	19.74	18.76	52.78	73.49
070343xx97x0xx	脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　腰部骨盤、不安定椎その他の手術あり手術・処置等2なし	61	15.16	15.41	14.75	71.20
070230xx01xxxx	膝関節症（変形性を含む。）人工関節再置換術等	37	24.03	21.38	48.65	74.84
160690xx99xxxx	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）手術なし	32	16.88	19.16	93.75	75.94

骨折・脱臼・靱帯損傷などの外傷や関節リウマチ、骨粗鬆症性疾患等、多岐にわたる疾患・傷病の治療にあたっています。転院率も高く、他医療機関と連携し、術後のリハビリ体制を整えています。令和6年度において、大腿骨頚部や股関節疾患、脊柱管狭窄症の治療、変形性股関節症や変形性膝関節症の人工関節置換術の症例が多く見られました。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010040x099000x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）手術なし手術・処置等1なし手術・処置等2なし定義副傷病なし	15	22.27	18.68	73.33	63.47
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷その他の手術あり手術・処置等2なし定義副傷病なし	12	12.25	9.83	8.33	78.00
010040x199x0xx	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10以上）手術なし手術・処置等2なし	10	24.30	22.21	80.00	76.10
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷手術なし手術・処置等2なし定義副傷病なし	－	－	7.99	－	－
010040x099010x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）手術なし手術・処置等1なし手術・処置等2あり定義副傷病なし	－	－	25.90	－	－

令和6年度において、頭部外傷による硬膜下血種等の症例が多く見られました。

心臓血管外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050163xx03x0xx	非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤ステントグラフト内挿術手術・処置等2なし	24	10.88	10.18	8.33	77.79
050080xx0101xx	弁膜症（連合弁膜症を含む。）ロス手術（自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術）等手術・処置等1なし手術・処置等2 – １あり	20	27.00	20.84	15.00	66.35
050161xx01x1xx	大動脈解離大動脈瘤切除術（吻合又は移植を含む。）　上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術等手術・処置等2 – １あり	13	24.08	29.35	69.23	68.54
050163xx02x0xx	非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤大動脈瘤切除術（吻合又は移植を含む。）　腹部大動脈（分枝血管の再建を伴うもの）等手術・処置等2なし	11	17.36	15.93	0.00	67.27
050163xx97x0xx	非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤その他の手術あり手術・処置等2なし	10	6.20	7.17	0.00	77.70

令和6年度において、胸部・腹部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術や大動脈瘤切除術、心臓弁膜症への弁形成術や弁置換術の症例が多く見られました。また、狭心症への冠動脈バイパス移植術等の手術や下肢静脈瘤に対する下肢静脈瘤血管内焼灼術も行っています。

小児外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x101xxxx	鼠径ヘルニア（15歳未満）ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	67	2.96	2.73	0.00	4.61
11022xxx01xxxx	男性生殖器疾患精索捻転手術等	21	3.14	3.53	0.00	4.14
140590xx97xxxx	停留精巣手術あり	14	3.00	2.96	0.00	3.43
060170xx02xx0x	閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニアヘルニア手術　腹壁瘢痕ヘルニア等定義副傷病なし	11	3.00	6.85	0.00	3.09
060150xx02xxxx	虫垂炎虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴うもの等	－	－	9.49	－	－

令和6年度において、鼠経ヘルニアに対する腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術、停留精巣の停留精巣固定術、急性虫垂炎の腹腔鏡下虫垂切除術の症例が多く見られます。また、日常疾患のほかにも、周産期に見つかる先天性疾患、急性腹症などの救急疾患等多岐にわたる疾患の治療を行っています。

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
12002xxx99x40x	子宮頸・体部の悪性腫瘍手術なし手術・処置等2 – ４あり定義副傷病なし	140	4.36	4.07	0.00	65.54
120260x002xxxx	分娩の異常（分娩時出血量2000ml未満）骨盤位娩出術等	139	6.33	6.89	0.72	30.35
120010xx99x30x	卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍手術なし手術・処置等2 – ３あり定義副傷病なし	135	3.79	4.12	0.00	66.25
140010x199x0xx	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（2500g以上）手術なし手術・処置等2なし	90	6.02	6.11	0.00	－
12002xxx02xxxx	子宮頸・体部の悪性腫瘍子宮頸部（腟部）切除術等	89	3.70	2.92	0.00	40.96

令和6年度において、子宮頸部高度異形成等の疾患に対するレーザー照射治療や子宮頸部(膣部)切除術、卵巣癌の化学療法、子宮癌に対する子宮悪性腫瘍手術、分娩の異常に対する骨盤位娩出術等、退治及び胎児付属物の異常に対する子宮全摘術の症例が多く見られました。地域周産期母子医療センターの役割も担っており、新生児科と連携し、正常分娩からハイリスク分娩まで幅広く対応しています。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020110xx97xxx1	白内障、水晶体の疾患手術あり重症度等両眼	61	3.69	4.29	1.64	73.21
020160xx97xxx0	網膜剥離手術あり重症度等片眼	49	6.41	7.53	0.00	59.96
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患手術あり重症度等片眼	46	2.87	2.49	2.17	70.17
020200xx9710xx	黄斑、後極変性手術あり手術・処置等1あり手術・処置等2なし	17	5.12	5.47	0.00	71.06
020240xx97xxx0	硝子体疾患手術あり重症度等片眼	－	－	4.83	－	－

眼科全般（白内障、緑内障、網膜疾患、角膜疾患、翼状片、霰粒腫、麦粒腫といったものもらい、眼窩疾患、眼外傷、子供の屈折異常検査、未熟児網膜症、など）に対応しています。他の診療科と連携しながら、全身疾患と関連した眼疾患や、全身状態に注意が必要な方の診療にもあたっています。
令和6年度において、白内障の水晶体再建術、網膜剥離や黄斑変性の外科的治療の症例が多く見られました。

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
030230xxxxxxxx	扁桃、アデノイドの慢性疾患	91	9.64	7.35	0.00	22.98
030150xx97xxxx	耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍手術あり	31	8.55	6.68	0.00	58.97
03001xxx0200xx	頭頸部悪性腫瘍頸部悪性腫瘍手術等手術・処置等1なし手術・処置等2なし	19	15.68	12.45	5.26	64.16
03001xxx0211xx	頭頸部悪性腫瘍頸部悪性腫瘍手術等手術・処置等1あり手術・処置等2 – １あり	11	43.09	40.57	27.27	74.18
03001xxx97x0xx	頭頸部悪性腫瘍その他の手術あり手術・処置等2なし	10	4.40	10.88	0.00	63.70

令和6年度において、慢性扁桃炎の口蓋扁桃摘出手術、頭頚部の悪性腫瘍に対する外科的手術の症例が多く見られました。
耳・鼻・咽喉（のど）及び頚部の疾患をはじめ、一般耳鼻咽喉科医院では治療ができないような悪性腫瘍疾患の診療をメインに行っています。

脳神経内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010230xx99x00x	てんかん手術なし手術・処置等2なし定義副傷病なし	39	6.95	6.89	2.56	52.46
010060xx99x40x	脳梗塞手術なし手術・処置等2 – ４あり定義副傷病なし	31	15.84	16.89	38.71	71.42
010110xxxxx40x	免疫介在性・炎症性ニューロパチー手術・処置等2 – ４あり定義副傷病なし	23	16.09	15.45	34.78	58.52
010080xx99x0x1	脳脊髄の感染を伴う炎症手術なし手術・処置等2なし重症度等15歳以上	21	17.86	15.94	28.57	62.33
010060xx99x20x	脳梗塞手術なし手術・処置等2 – ２あり定義副傷病なし	16	20.38	16.94	68.75	77.62

てんかん、脳梗塞、脳炎・髄膜炎、末梢神経障害、筋疾患、筋委縮性側索硬化症等の治療を主に行っています。
令和6年度において、てんかんの治療、脳梗塞の治療やリハビリ、髄膜炎に対する治療、慢性炎症性脱髄性多発神経炎やギラン･バレー症候群の治療の症例が多く見られました。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080007xx010xxx	皮膚の良性新生物皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等手術・処置等1なし	16	3.75	3.77	0.00	32.50
080006xx01x0xx	皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）皮膚悪性腫瘍切除術等手術・処置等2なし	16	9.81	6.92	0.00	71.94
080010xxxx0xxx	膿皮症手術・処置等1なし	14	13.64	12.98	7.14	47.64
161000x199x0xx	熱傷・化学熱傷・凍傷・電撃傷（Burn Index10未満）手術なし手術・処置等2なし	－	－	12.30	－	－
080030xxxxxxxx	疱疹（帯状疱疹を除く。）、その類症	－	－	7.67	－	－

日常的な疾患から、熱傷、外傷、褥瘡、重症薬疹、蕁麻疹などの緊急性のある皮膚疾患にも柔軟に対応しています。
令和6年度において、良性腫瘍の摘出術、皮膚の悪性腫瘍の切除術、蜂窩織炎や帯状疱疹の治療の症例が多く見られました。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110080xx991xxx	前立腺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等1あり	65	2.17	2.45	0.00	71.89
110070xx03x20x	膀胱腫瘍膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術手術・処置等2 – ２あり定義副傷病なし	29	6.03	6.63	0.00	75.97
110420xx02xxxx	水腎症等経尿道的尿管ステント留置術等	29	2.59	4.07	0.00	59.66
110080xx01xxxx	前立腺の悪性腫瘍前立腺悪性腫瘍手術等	28	13.36	11.11	0.00	70.68
11012xxx02xx0x	上部尿路疾患経尿道的尿路結石除去術定義副傷病なし	26	6.96	5.16	7.69	65.92

尿路悪性腫瘍（前立腺癌、膀胱癌、腎癌、精巣腫瘍など）、尿路結石（腎結石、尿管結石、膀胱結石）、前立腺肥大症、尿路感染症、尿路外傷などの診療を行っています。令和6年度において、前立腺の生検、膀胱癌の手術、水腎症の治療、前立腺癌ロボット手術の症例が多く見られました。

救命救急科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
161070xxxxx00x	薬物中毒（その他の中毒）手術・処置等2なし定義副傷病なし	46	2.20	3.58	0.00	47.89
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷手術なし手術・処置等2なし定義副傷病なし	37	4.70	7.99	10.81	62.70
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等2なし	18	11.67	20.78	50.00	81.67
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷その他の手術あり手術・処置等2なし定義副傷病なし	17	5.53	9.83	23.53	64.82
0400802499x0xx	肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）手術なし手術・処置等2なし	15	9.33	16.40	20.00	85.00

救急対応、教育・研修、災害医療の３つを柱に活動しています。ドクターカーの運用による病院前診療にも積極的に関わっており、ドクターヘリによる救急搬送患者の受け入れも行っています。令和6年度において、急性薬物中毒や脳震盪、外傷性くも膜下出血等の頭部外傷、高齢者の誤嚥性肺炎等の症例が多く見られました。

総合診療科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等2なし	26	11.15	20.78	19.23	79.81
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症手術なし	23	14.13	13.66	34.78	71.26
0400802499x0xx	肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）手術なし手術・処置等2なし	19	16.05	16.40	47.37	84.37
180010x0xxx0xx	敗血症（1歳以上）手術・処置等2なし	18	19.28	20.06	61.11	79.72
180010x0xxx2xx	敗血症（1歳以上）手術・処置等2 – ２あり	－	－	30.90	－	－

様々な重症度と主訴で来院される内科患者の初期診断・入院加療を行っています。
病棟において、ICU患者では救命救急医と連携をとり、特定の臓器に関わる疾患では臓器別専門医と連携をとりながら診断・治療を行っています。
令和6年度において、尿路感染症や誤嚥性肺炎、敗血症、脱水症等の症例が多く見られました。

3.初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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	初発					再発	病期分類基準（※）	版数
	Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明	再発	病期分類基準（※）	版数
胃癌	33	－	20	42	17	21	1	8
大腸癌	37	26	35	49	17	16	1	8
乳癌	144	110	43	28	－	29	1	8
肺癌	98	64	114	145	58	89	1	8
肝癌	－	10	－	13	－	－	1	8

※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約

5大癌分類において、肺癌、乳癌の症例が多くを占めています。
定期的にカンファレンスを開催し、多職種とのチーム医療を実践し、患者さん一人ひとりに向き合いながら診療に取組んでいます。
また、がん治療の拠点病院であり、県内の様々な医療機関と連携して診療を行っています。

4.成人市中肺炎の重症度別患者数等

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	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	22	7.55	28.95
中等症	57	10.53	63.74
重症	35	16.66	75.77
超重症	17	18.35	83.47
不明	－	－	－

重症・超重症と診断した患者が4割近くを占めてます。
また肺炎リスクの高い、70歳以上の患者さんが多く受診されています。

5.脳梗塞の患者数等

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発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	91	19.87	75.37	57.14
その他	－	－	－	－

6.診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）

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内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K654	内視鏡的消化管止血術	85	1.44	9.02	17.14	72.45
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径２センチメートル未満	81	0.72	1.19	0.00	66.48
K6113	抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他）	67	2.93	8.75	0.00	65.43
K7212	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径２センチメートル以上	39	0.21	2.18	0.00	67.77
K722	小腸結腸内視鏡的止血術	33	0.55	5.85	12.50	73.82

令和6年度において、消化管出血に対する内視鏡的止血術、大腸ポリープの内視鏡的切除術、化学療法のためのポート設置を多く行っています。内視鏡的に切除不可能な消化管悪性腫瘍に関しては当院外科、放射線科、化学療法科医師や大学病院等と連携しながら治療を行ないます。

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K596	体外ペースメーキング	13	2.31	13.31	13.33	83.00
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術　その他のもの	12	2.67	4.92	7.69	69.58
K597-2	ペースメーカー交換術	－	－	－	－	－
K5491	経皮的冠動脈ステント留置術　急性心筋梗塞に対するもの	－	－	－	－	－
K5463	経皮的冠動脈形成術　その他のもの	－	－	－	－	－

令和6年度において、狭心症や急性心筋梗塞に対する冠動脈ステント留置術、不整脈のペースメーカー移植術・交換術を多く行っています。心臓血管外科と連携し、あらゆる心血管疾患に対して、内科的治療、外科的治療について最善の治療方法を提供するよう努めています。

小児科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7151	腸重積症整復術（非観血的）	19	0	1.37	0.00	1.05
K368	扁桃周囲膿瘍切開術	－	－	－	－	－
K653-3	内視鏡的食道及び胃内異物摘出術	－	－	－	－	－
K6154	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）　その他のもの	－	－	－	－	－
K066-21	関節鏡下関節滑膜切除術　肩、股、膝	－	－	－	－	－

令和6年度において、おもに腸重積の非観血的整復術や扁桃炎後に続発する膿瘍の切開術を多く行っています。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K4763	乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）	108	1.19	7.94	1.85	64.02
K514-23	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（肺葉、１肺葉超・支援機器）	100	1.80	9.42	4.00	70.08
K4762	乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）	72	1.06	2.11	0.00	59.92
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	55	0.95	8.60	8.62	73.89
K4765	乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの）・胸筋切除を併施しないもの	46	1.35	10.22	0.00	64.22

令和6年度において、乳癌の乳腺悪性腫瘍手術、肺癌の胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（ロボット手術含む）、膵頭部癌や胆管癌に対して内視鏡的胆道ステント留置術を多く行っています。その他にも、食道癌や胃癌、大腸癌の手術も行っています。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0821	人工関節置換術（膝）	114	1.77	18.56	52.17	73.54
K0461	骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿	95	3.06	18.97	70.53	74.89
K1426	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む。）　椎弓形成	54	2.06	13.54	25.45	73.11
K0462	骨折観血的手術　前腕、下腿、手舟状骨	42	4.55	22.31	45.24	56.95
K0483	骨内異物（挿入物）除去術（下腿）	34	1.38	4.74	0.00	53.00

令和6年度において、変形性股関節症や膝関節症の人工関節置換術、大腿骨骨折の治療を多く行っています。
また、脊椎疾患の手術も多く行っています。転院率も高く、術後のリハビリのための転院が多くみられます。

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	19	0.21	13.68	15.00	77.47
K1781	脳血管内手術（１箇所）	10	0.10	35.10	50.00	56.20
K1643	頭蓋内血腫除去術（開頭・脳内）	－	－	－	－	－
K1341	椎間板摘出術（前方摘出術）	－	－	－	－	－
K164-4	定位的脳内血腫除去術	－	－	－	－	－

令和6年度において、慢性硬膜下血腫の硬膜下血腫穿孔洗浄術、脳動脈瘤の脳血管内手術を多く行っています。

心臓血管外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6154	血管塞栓術（頭部，胸腔，腹腔内血管）その他のもの	17	1.06	6.18	5.41	78.18
K5606	大動脈瘤切除術（腹部大動脈・分枝血管の再建	13	3.77	14.92	0.00	66.31
K5603ﾆ	大動脈瘤切除術（上行・弓部同時）（その他）	12	2.50	21.92	33.33	66.33
K5522	冠動脈、大動脈バイパス移植術　２吻合以上のもの	12	4.58	23.92	38.46	71.83
K5551	弁置換術　１弁のもの	11	3.82	22.18	21.43	69.73

令和6年度において、胸・腹部大動脈瘤に対するステントグラフト挿入術、人工血管置換術。狭心症の冠動脈バイパス移植術、心臓弁膜症の手術を多く行っています。

小児外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	93	1.00	0.97	0.00	4.55
K836	停留精巣固定術	12	1.00	1.00	0.00	3.50
K6333	ヘルニア手術　臍ヘルニア	12	1.00	1.00	0.00	3.17
K718-22	腹腔鏡下虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴うもの	－	－	－	－	－
K718-21	腹腔鏡下虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの	－	－	－	－	－

令和6年度において、鼠径ヘルニアの腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術、臍ヘルニア手術、急性虫垂炎の腹腔鏡下虫垂切除術、停留精巣の停留精巣固定術を多く行っています。

産婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8961	会陰（腟壁）裂創縫合術（分娩時）　筋層に及ぶもの	77	0.94	4.61	0.00	29.74
K879	子宮悪性腫瘍手術	69	2.00	12.75	0.00	61.12
K8982	帝王切開術　選択帝王切開	68	2.21	5.99	2.94	33.41
K8981	帝王切開術　緊急帝王切開	56	2.12	6.79	0.00	32.25
K867	子宮頸部（腟部）切除術	56	1.23	2.70	0.00	45.39

令和6年度において、分娩時における会陰（腟壁）裂創縫合術、子宮癌の子宮悪性腫瘍手術、帝王切開術、子宮頸部異形成の子宮頸部（膣部）切除術やレーザー照射治療を多く行っています。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ﾛ	水晶体再建術　眼内レンズを挿入する場合　その他のもの	111	0.95	1.58	1.80	71.36
K2801	硝子体茎顕微鏡下離断術　網膜付着組織を含むもの	64	0.88	4.41	0.00	63.11
K2821ｲ	水晶体再建術　眼内レンズを挿入する場合　縫着レンズを挿入するもの	－	－	－	－	－
K284	硝子体置換術	－	－	－	－	－
K275	網膜復位術	－	－	－	－	－

令和6年度において、白内障の水晶体再建術や、網膜剥離、黄斑変性の硝子体手術を多く行っています。

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K3772	口蓋扁桃手術　摘出	72	1.75	7.61	27.19
K4571	耳下腺腫瘍摘出術　耳下腺浅葉摘出術	18	2.11	5.33	58.33
K370	アデノイド切除術	18	1.44	4.83	6.28
K3932	喉頭腫瘍摘出術　直達鏡によるもの	12	2.50	1.25	70.92
K4691	頸部郭清術（片）	11	1.55	8.27	64.55

令和6年度において、慢性扁桃炎の口蓋扁桃手術（摘出）、耳下腺腫瘍摘出術、アデノイド切除術、口頭腫瘍摘出術、頚部リンパ節転移の郭清術等の手術を多く行っています。また、頭頸部悪性腫瘍手術も行っています。

皮膚科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0072	皮膚悪性腫瘍切除術（単純切除）	18	0.89	10.67	0.00	74.22
K0063	皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径６ｃｍ以上）	－	－	－	－	－
K0051	皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径２ｃｍ未満）	－	－	－	－	－
K0053	皮膚腫瘍摘出術（露出部）（長径４㎝以上）	－	－	－	－	－
K0052	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）　長径２センチメートル以上４センチメートル未満	－	－	－	－	－

令和6年度において、皮膚悪性腫瘍の切除術を多く行っています。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術・電解質溶液利用）	53	1.47	3.96	3.70	75.72
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	46	0.11	5.11	5.56	64.72
K843-4	腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いるもの）	27	2.19	9.63	0.00	70.48
K7811	経尿道的尿路結石除去術　レーザーによるもの	22	1.82	4.18	9.09	65.41
K773-51	腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いるもの）　原発病巣が７センチメートル以下のもの	13	1.85	7.54	0.00	63.00

令和6年度において、膀胱癌の経尿道的膀胱悪性腫瘍手術、腎盂腎炎や水腎症の経尿道的尿管ステント留置術、ロボットによる腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術、ロボットによる腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術を多く行っています。

7.その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）

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DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	－	－
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	－	－
180010	敗血症	同一	71	0.66
180010	敗血症	異なる	42	0.39
180035	その他の真菌感染症	同一	－	－
180035	その他の真菌感染症	異なる	－	－
180040	手術・処置等の合併症	同一	60	0.56
180040	手術・処置等の合併症	異なる	－	－