医療連携科より患者支援センターと名称を変更しました。県の中核病院として地域の医療機関や保健所、介護施設等との連携を担うセンターとして設置しております。
患者支援センターの主な業務
- FAXによる外来予約(患者紹介)→ FAX予約の方法
- FAXによる検査予約(医療機器共同利用) → 検査予約申込書
地域医療連携病院の登録については地域医療支援病院についてをご参照下さい。 - 入院支援
- 退院支援・転院調整
- 医療福祉相談
- がん診療相談 → がん相談窓口、セカンドオピニオン
- 地域連携クリティカルパス→大腿骨頸部骨折パス、乳がんパス、肺がんパス
- 県民健康推進活動と地域の医療研修
- 地域医療連携室の役割
- 当院と地域の病院及び診療所との連携を推進する
- 医療と保健・福祉の連携に努める
- 就労支援 → ハローワーク、産業保健センター出張相談窓口
FAXによる外来予約(紹介)
ご利用方法
受診予約の受付は、紹介元医療機関から直接お申し込みください。患者さんからの直接の予約は受け付けておりません。
以下の診療予約申込書をご記入ください。
FAX予約の方法
FAX 予約受付時間:8:30~16:15(土・日・祝日は除く)
※16時15分以降に届いた分は、翌日以降のお返事になります。
※当日の予約は受け付けておりません。
※緊急を要する場合は、直接診療科の医師にご相談ください。
① 診療予約申込書と診療情報提供書をFAX
「診療予約申込書」に必要事項を記入の上、診療情報提供書と一緒に患者支援センターへFAXしてください。
② 本院で予約登録、予約通知書の送付
FAX受付後、予約通知書を紹介元の医療機関へFAXにて返答します。
③ 紹介元医療機関より患者さんへの予約日時の連絡
貴院から診療情報提供書、画像CD、検査結果などを患者さんにお渡しください。予約日時もお伝えください。
※予約通知書はなくても受診は可能です。
④ 患者さんの受診後
患者さんが本院を受診後、担当医師より紹介元の先生へ回答書にてご報告いたします。
※受診後、回答書が届かない場合は、お手数ですがお問い合わせください。
外来受診予約 FAX:0985-38-4166
TEL:0985-38-4158(予約センター直通)
TEL:0985-24-4181(代表)
FAX予約受付時間:平日8:30~16:15
がん相談支援センター
がん相談支援センターでは、がんによって生じる心配事や不安なことのご相談をお受けしております。
- 他の病院に通院中の方やご家族もご利用できます。
- 相談は無料、来院の相談も対応しています。
たとえば
- がんのことや治療について知りたい。
- 病院や施設の情報が知りたい。
- ホスピスや緩和ケアについて知りたい。
- セカンドオピニオンを受けたいがどうしたらいいか知りたい。
- 患者会について知りたい・・・などなど。
- ウィッグ、ケア帽子、乳がんの下着、人工乳房などの見本があります。
また、メーカーの無料相談/試着会も随時開催しています。
そのほかにも、がんに関するパンフレット・資料の展示など、情報提供を行っております。
但し、がん相談支援センターでは具体的な診断や治療についてのご相談は行っておりません。
◇伺った内容のうち、患者さんの治療に役立てるために医療者で共有することもあります。
◇必要に応じて、多職種におつなぎします。
がんゲノム医療とAYA世代・妊よう性・小児がんについて
- がんゲノム医療とは、がん組織の多数の遺伝子を調べる「がん遺伝子パネル検査」に基づいて、遺伝子変異を明らかにすることにより、一人ひとりの体質や病状に合わせて治療などを行う医療です。「がん遺伝子パネル検査」を受けられる方は限られています。まずは当院の主治医へ御相談ください。連携している医療機関へ御紹介します。
- AYA 世代とは Adolescent&Young Adult(思春期・若年成人)のことであり、一般には 15~39 歳とされています。AYA 世代に発生するがんはその多くが希少がんに分類されるものであり、その総数も比較的少ないとされています。AYA 世代は就学や就労、結婚や出産、育児といった、様々なライフイベントが起こる時期であり、AYA 世代のがん診療は、医学的な面だけでなく、AYA 世代に特有のさまざまな問題点に配慮した精神的・社会的な面からのサポートが必要です。なお、当院では主治医をはじめとした他職種で連携し支援します。
- 妊よう性とは「妊娠するための力」のことをいいます
妊よう性は、女性にも男性にも関わることです。がんの治療では、妊娠に関わる臓器にがんができた場合だけでなく、一見妊娠と関係のないような臓器にがんができた場合でも、生殖機能に影響してしまい、妊娠するための力が弱まったり、失われたりすることがあります。
将来子どもをもつことについて考えるためには、主治医に気持ちを伝え、「がんの治療によって妊よう性にどのような影響があるのか」や「がんの治療の見通し」を確認する必要があります。その上で、妊よう性温存を検討する場合は、生殖医療を専門とする医師(産婦人科あるいは泌尿器科)の診察を受ける必要があります。まず、妊よう性のことについて当院の主治医に御相談ください。指定医療機関へ御紹介します。 - 小児がんとは0歳~14歳の子どもにみられるがんの総称です。小児がんについて、まずは、当院の主治医に御相談いただき、その後、指定医療機関へ御紹介します。
がん相談支援センター
平日 8:30~17:15(祝日除く)
TEL:0985-38-4107
宮崎県立宮崎病院セカンドオピニオンのご案内
宮崎県立宮崎病院がん相談支援センター
1.目的
現在受診中の担当医の診断内容や治療法に関して、第三者である当院の専門医の意見や判断を提供することで、患者さんが今後の治療方針を決定する際の参考にしていただくことを目的とします。
2.概要
・通常の診療行為とは異なるため、新たな検査、処置、治療行為は行いません。
・この制度を利用して当院への転院はできません。
・自由診療扱いで、一回あたり11,000円(消費税込み)となります。
・相談時間は30分で、完全予約制となります。
・場所は各診療科外来で行います。
3.対象者
・肺がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、乳がん(外科・内科)
・食道がん、すい臓がん、胆道がん(外科)
4.対象者
・相談は原則として患者本人からとします。
・本人の同意があればご家族の方の相談も可能です。ご家族のみの相談の場合は、ご家族確認ができる証明書類をお持ち下さい。
・現在受診中の担当医から診療情報提供書や検査結果・X 線等の画像資料の提供が受けられることが必要です。
5.予約・受診手順
- 相談を希望する方は、当院がん相談支援センターへ電話でお申し込み下さい。
TEL 0985-38-4107 - 電話での申込時に、必要な事項の確認を行います。
- 必要書類PDF(様式1、様式2、様式3、様式4)を当院ホームページからダウンロードしご用意ください。必要時は郵送もできます。
- 様式1、様式3の書類に記入して下さい。
- 様式2の書類は、紹介元医療機関の様式でもかまいません。現在受診中の医療機関にご依頼ください。
- 本人が受診できない場合には様式4の書類が必要となります。
- 準備した書類と検査等の資料を添えて<書類郵送先>へお送りください。直接持参する場合は、2階22番患者相談窓口へお渡し下さい。
- 申込書類を受理しましたら、予約日を調整しお知らせします。
- 予約日時の30分前に、2階1番窓口へご来院下さい。本人確認のための健康保険証(マイナ保険証)をご持参下さい。受付後、診療科外来にてセカンドオピニオンを実施します。
- セカンドオピニオン後に、会計窓口にてお支払いとなります。
<書類郵送先>
〒880-8510 宮崎市北高松町5-30
宮崎県立宮崎病院 がん相談支援センター 宛
6.相談をお受けできないケース
- 主治医の了解が得られていない場合。
- 死亡した患者さんが対象である場合。
- 特定の医師・医療機関への紹介を目的とした相談である場合。
- 主治医に対する不満、医療過誤および裁判係争中に関する相談である場合。
- 当院から指定した相談に必要な書類(診療情報提供書・検査資料等)を用意できない場合。
- 相談内容が当院の専門外である場合。
- 医療費の内容、医療給付に関わる相談である場合。
- 予約のない相談である場合。
お問い合わせ先
県立宮崎病院患者支援センター内がん相談支援センター
電話 0985-38-4107
受付時間 8:30~17:15
就労出張相談窓口
当院では、がんと診断された方や長期療養中の患者さんへ就労支援を行っています。
- 「治療しながら働きたい」「自分に合った仕事を探したい」を支援します。
- 「病気になっても今の仕事を続けたい」を応援します。
ハローワーク、産業保健総合支援センターの出張相談会を定期開催しています。
※電話での事前予約をお願いします。
ハローワーク出張相談会
場所:患者支援センター 相談室
開催日時:第1・3木曜日 13:00~15:00
(ただし、第3木曜日は前日の午前中までに要予約)
費用:無料
問合せ:がん相談支援センター(0985-38-4107)
産業保険総合支援センター相談会(社会保険労務士等による)
場所:患者支援センター 相談室
開催日時:第4木曜日 14:00~16:00
費用:無料
問合せ:がん相談支援センター(0985-38-4107)


