宮崎県立宮崎病院放射線科では、下記の臨床研究を実施しています。皆様には本研究の趣旨をご理解頂き、ご協力を承りますようお願い申し上げます。
研究課題名
- 当院における体幹部非造影MRAの撮像
第4回宮崎Gyroミーティングにおいて、下記課題名で一般演題発表を行います。
このような研究は、厚生労働省・文部科学省の「人を対象とした医学系研究に関する倫理指針」(平成26年文部科学省・厚生労働省告示第3号)の規定により、研究内容の情報を公開することが必要とされております。
この研究に関するお問い合わせなどがありましたら、以下の問い合わせ先へご照会ください。
研究代表者名・所属
県立宮崎病院 放射線科 診療放射線技師 持永 晃佑
研究の目的
非造影MRA(MRIを用いた血管撮像法)は、造影剤を用いずに血管描出できることから、腎機能リスクの高い場合やアレルギー等でヨード造影剤を使用できない場合において、安全に検査を行うことができます。近年では、様々な撮像法が開発され、心大血管や腎動脈等において、造影MRAよりも 良好な結果が得られることも報告されています。そこで、当院における非造影MRA の撮像法を見直し、臨床で十分な診断能を有するか検討することが目的になります。
研究の方法
PHILIPS社製3.0T-MRI装置を使用し、当院で設定している撮像条件で心大血管、腎動脈の非造影 MRA を撮像し、MRIに従事する診療放射線技師で撮像法の違いによる比較検討を行いました。
- 対象となる方: 健常ボランティア
- 利用する情報: MRI検査画像
- 実施時期: 2023年2月~2023年3月
- 研究期間: 2023年2月~2023年3月
- 共同研究機関: ありません
- 個人情報の管理について:
個人情報保護のため、本研究で使用する健常ボランティア画像に付加される個人情報を削除し、個人を特定できないようにしております。また、本研究の実施過程及びその結果の公表(学会や論文等)の際には、個人情報を特定できる情報は一切含まれません。
結果
非造影MRAは、造影剤を用いずに血管を描出することができ、腎機能が低下している患者やフォローアップ検査に有用である。
※上記に研究に情報を利用することをご了解いただけない場合やご不明な点があれば、以下にご連絡ください。
連絡先
〒880-8510 宮崎県宮崎市北高松町5-30
県立宮崎病院 放射線科 持永 晃佑
TEL:0985-24-4281(内2148)